概要
フィリピンで民間療法師(Albularyo/アルブラリョ。地域で伝統的な治療をする人)が、15歳の少女に対して「治療だ」とだまして性的暴行を加えたとして、有罪が確定!
「アルブラリョ(Albularyo)」とは?
フィリピンの地方や農村部などで深く信じられている、伝統的な民間療法士や祈祷医(きとうい)のことです。ハーブを使った治療をしたり、お祈りや独自の儀式で病気や悪霊を追い払ったりする役割を担っており、地域の人々からは信頼され頼りにされる存在
何が起きたの?
この男性は2010年、15歳少女の体調不良を「治す」と言って家を訪れ、診察や治療のふりをしながら部屋で服を脱ぐよう指示し、性的暴行を加えたとされています。さらに数日後、「これで最後の治療だ」と言って再び同じことをした・・
治療師を恐れた少女は、最初は暴行を受けたことを隠していたが、激しい痛みと出血に苦しんだ彼女は翌日、姉に打ち明けた。姉はすぐに祖母に連絡し、二人は少女を連れて警察署へ行き、事件を届け出た
彼女の検査の結果
医師による身体検査の結果、性的虐待と一致する治癒した処女膜裂傷が発見された。その後、裁判所は治療師に対し、性交による強姦罪2件と性的暴行による強姦罪2件で有罪判決を下した!
あわせて、被害者への損害賠償計51万ペソの支払いも命じている・・
彼女が抵抗しなかった主張するも
最高裁は最終審理において、証言の軽微な矛盾点や被害者が物理的に抵抗しなかったという弁護側の主張を退けた。最高裁は、被害者の証言は直接的で率直かつ肯定的なものであり、非常に信憑性が高いと判断した。また、裂傷の医学的所見や被害者の即時的な身体的苦痛も、証言の信憑性を裏付けているとした
裁判官らは、強姦は必ずしも物理的な力や脅迫によって行われるものではないと述べた。アルブラリョ(イスラム教の呪術師)が信頼関係、影響力、あるいは霊的な権威を利用して、脆弱な未成年者を騙し、医療行為を装って性行為に服従させた場合、その服従は無効であると判決を下した
抵抗は必要ないケースも
被害者が強く抵抗しなかったとしても、だまされたり、相手の立場や権威を利用されて従わされた場合は“同意”とは言えないと判断。つまり「治療に必要だ」と信じ込ませて性的行為をさせた時点で、被害者の自由な意思による同意は成立していないとフィリピン最高裁は述べた・・
「最長98年の禁錮刑」の意味
裁判の結果、もしすべての罪で有罪となれば、最大で98年間刑務所に入るという非常に重い判決が下される可能性。 フィリピンでは未成年者に対する性的虐待やレイプ事件に対して非常に厳しい法律が適用されるため、このように何十年にも及ぶ長い刑期(または終身刑に匹敵する刑期)が科されることがよくある・・
まとめ
フィリピンでは過去にも、
治療や悪霊祓いと称して被害者を
マインドコントロールしたり・・
体を衰弱させたりして暴行に及ぶ
悪質なケースが問題になっている
教訓:不同意ハラスメントにご注意
現場からは以上です!
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