マニラの黒装束の「騒乱分子」は「金で雇われた」、逮捕を要求
フィリピンの通信次官クレア・カストロ氏が、
2025年9月21日(戒厳令宣言53周年)に
マニラで発生した反汚職抗議デモにおいて、
暴動を起こした黒装束の集団は
「金で雇われた騒乱分子」であり・・
正当な抗議者ではないと述べ
「これは抗議者ではありません。盗賊です」
とカストロ次官は述べ、
この集団の行動は政府転覆を狙った
計画的な攻撃であると指摘・・
概要
9月21日、数万人の抗議者がマニラに集結し、
洪水対策プロジェクトに関する
汚職疑惑に対する抗議デモを行いました。
しかし、メンディオラ橋とアヤラ橋付近で
一部の黒装束の集団が・・
- コンテナトラックに放火
- 警察に石を投擲
- 火炎瓶を投げる
- 路上バリケードのタイヤに放火
カストロ次官は、背後に特定の人物がいると
示唆しながらも名前は明かせないと述べ
「個人的には心当たりがありますが、
誰を想定しているかは明かせません・・」
政治駆け引きが始まっている・・
同次官は、マスクを着用し石を投げる行動が
「悪質な要素」であることを示すものであり、
これらの行為は「間違いなく計画的」で
「全員が金で雇われた」と断言しました・・
抗議の背景
この抗議デモは、
マルコス大統領が7月に明らかにした
洪水対策プロジェクトの汚職疑惑
「幽霊インフラプロジェクト」に対する
国民の怒りから発生しました・・
9,855件の洪水対策プロジェクトに
95億ドル(5,450億ペソ)以上の
異常が発見されています・・
当ブログ↓でも汚職を分かり易く解説してます↓
特に、複数の建設会社を運営する富裕夫婦
サラ・パシフィコ・ディスカヤ夫妻が、
多数の欧州・米国製・超超高級車やSUVの数々
ロールス・ロイス、ベントレー、マセラティ等・・
80台を所有していることが判明か!?
国民の怒りが増大しています・・
そりゃそうです、一生働いても車どころか
家も買えない国民が山ほどいるのに・・
フィリピンでは家と車は同じ価値・価格です!!
なので車を買うという事は2軒目の家を買う感覚~
庶民は買えてもバイクで、金持ちは何台も車所有・・
政府の対応
カストロ次官は、マルコス大統領の
「最大限の寛容」方針にもかかわらず、
フィリピン国家警察(PNP)に逮捕と捜査を求め、
未成年者の少年少女が関与している場合は・・
社会福祉士の介入と親の特定が必要だと述べ、
少なくとも17人が逮捕され、警察官数名が負傷
病院で治療を受けています・・
マニラ市長のイスコ・モレノ氏は、
市内の秩序と平和の維持を呼びかけた!

マニラ市長の”イスコ・モレノ”氏は、9月21日(日)に汚職撲滅集会の実施中に市内の一部で発生した多数の暴力事件を受けて、首都マニラ警察管区(MPD)に17歳以下の未成年者に対する午後10時から午前4時までの外出禁止令を厳格に実施するよう指示した・・
この抗議は、1972年のマルコス元大統領
(現大統領の父)による戒厳令宣言から
53年目の節目に行われ、キリスト教会各派が主導し、
「(汚職)1兆ペソへの抗議活動行進」
とも呼ばれています・・
政権転覆狙いや、汚職抗議ですが、
一部の暴徒化で済むうちはよいが、
超格差という時限爆弾を抱えており
その他の一般日常の不満から爆発!
大きなうねりとなれば恐ろしい・・
くしくもボンボン・マルコス現大統領の、
独裁者とよばれた父マルコス元大統領は、
政権に抗議するピープルパワーこと、
100万人の群衆がエドゥサ通りに、
集まったのが約40年まえのこと・・
教訓:平和に政権・政治改革を願う
ピープル・パワー、ピース・パワー
現場からは以上です!
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