2025年10月16日、カガヤン・デ・オロ市第2選挙区のRufus Rodriguez下院議員が、フィリピン大使館が推進する中国人観光客向けのE-visa(電子ビザ)計画に強く反対し、マルコス大統領に計画の中止を要請しました!!
Rodriguez議員が反対する主な理由
1. 国家安全保障上の懸念
Rodriguez議員は、「中国人の存在は我々のコミュニティと国家安全保障を危険にさらす」と述べ、多くの中国人がスパイや犯罪者として、身代金目的の誘拐、違法ギャンブル、その他の不法活動に従事していると主張しています。
最近の中国人スパイや犯罪者の逮捕がその証拠だとしています。逮捕されたスパイは、軍事施設や選挙管理委員会(Comelec)などの重要施設や機関を監視している現行犯で逮捕されたと指摘しています。
2. 厳格なビザ審査の必要性
議員は、「我が国に必要なのは、中国のスパイや犯罪者の入国を防ぐために、本人の出頭と、ビザ申請者およびその記録と書類の徹底的な審査を必要とする厳格なプロセスである」と主張しています。E-visaによる簡便化は、このような厳格な審査を損なう可能性があると懸念しています。
3. 西フィリピン海問題との矛盾
Rodriguez議員は、FlorCruz大使の計画が「西フィリピン海における中国の継続的な侵略に直面してマルコス大統領が追求している国家政策に反する」と述べています・・
「大統領は国家主権のために全力で戦い、中国によるあらゆる侵略行為を最も強い言葉で非難している。FlorCruz氏の計画はこのような姿勢を損ない、大統領と我が国の弱さと見なされる可能性がある」と警告・・
4. POGO関連の治安問題
Rodriguez議員は、都市部や地方にまだ数千人の中国人POGO(フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター)の残留者や犯罪者が徘徊していることを指摘し、政府にその捜索を促しています。
今週だけでも、タクロバン市で許可やビザなしで働いていた12人の中国人が逮捕されたことを挙げています。前PAOCTF次官のGilbert Cruz氏の発言を引用し、最大1万人の中国人POGO労働者が国内に残っている可能性があるとしています。
5. 大使の姿勢への批判
Rodriguez議員はFlorCruz大使に対し、「中国人の便宜のための計画を考案する代わりに、我が国の国益を推進し、より強力に発言すべきだ」と求めています。また、大使が「西フィリピン海における中国の我が国漁師へのいじめの事例について沈黙していることが多い」と批判!!
E-visa計画の背景
フィリピン大使館のJaime FlorCruz大使は、E-visa計画がフィリピンを訪問する中国人にとってビザ申請プロセスを「より便利」にすると発表していました。しかし、Rodriguez議員は国家安全保障上の理由から、この計画の即時中止を強く求めている・・
日本もフィリピンも国益を最優先して、
言葉だけではなく行動する議員を見極め
日本は首相、フィリピンは大統領に託し
国を守らなければならないですね!!
教訓:共通の外敵国もつ日比の協力を
現場からは以上です!
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