フィリピンが賄賂や便宜・癒着の文化は、
日本の皆さんも想像が付くでしょう・・
いや想像の斜め上をいくレベルで、
汚職天国フィリピンは言うまでもなく、
国民も半ば諦めている感はありましたが、
ここ数年の気候変動によって毎年の様に、
繰り返される冠水・洪水被害で・・
マルコス大統領まで怒りを爆発!!
と言うのも治水事業には予算が組まれ、
それなりの対策が行われるはずだったが、
総額5,450億ペソ(約14兆円)の予算が、
わずか15社の請負業者によって独占・・
さらに工事が行われていない、
幽霊プロジェクトも多数発覚して、
水害被災者のみならず国民たちも、
税金泥棒されている事に怒るのは、
当然の事態となってきている・・
そのなかでも特にひどいのが、
2022年から2025年だけで、
ディスカヤ一族関連の企業8社だけで
総額316億ペソの洪水対策契約を獲得・・
なんの治水対策効果も出せていない!!
にも関わらず一族は富を得て、
超高級車、計28台の所有が見つかり、
違法性もあり関税局が差し押さえ中~
これには国民の怒りも爆発して、
9月4日木曜日、
災害の被災者たちと環境保護団体が、
疑わしい洪水対策プロジェクトへの・・
関与が疑われているディスカヤ家所有の
建設会社前で抗議活動が行われ、
政府はインドネシアのような抗議活動が
フィリピンで勃発することを望んでいないと発表・・
私があえて汚職戦争と言ったのは、
麻薬戦争のドゥテルテ元大統領も、
同じ政治家への捜査を進める、
手加減無しの政策が必要で汚職も然り・・
歴代大統領が手を出さなかった理由の一つ!
自分へのブーメランも怖いしね・・
そのためマルコス大統領が本気を出し、
どこまで政界にも切り込めるかがカギを握る・・
良くも悪くもすぐ忘れる国民ですが、
大雨・冠水・洪水のたびに思い出し、
政府への怒りは収まらない状況~!
ボンボン・マルコスに与えられた、
お株を上げる最後のチャンス~
教訓:スピーディに、的確に厳格に
対応を誤ればインドネシア化も・・
現場からは以上です!
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