前々回のブログでは被災者たちの、現在置かれている実情をお伝えしましたが、今回は支援する側で起きている実情を、現地からお伝えしたいと思います!
セブ島地震で被災した町々に救援物資を届けるために北に向かう団体や個人の増加でセブ北部の交通渋滞は週末にかけて悪化し、移動時間は12時間近くに及んでいるらしく・・
政府は「人為的な二次災害」と発表し、壊滅的だと言っている場合ではない!
交通麻痺の原因
この交通麻痺の主な原因は・・
- 地震被災地域への支援物資を運ぶトラックや車両の大量流入
- 一部の車両は金曜日から8時間以上渋滞に巻き込まれている状況
- 個人や団体による非協調的な救援活動
解決策の提案
メデリン市長のエドウィン・サリンバンゴン氏は、交通渋滞を緩和するため以下の提案・・
- 救援物資を運ぶトラックはバージ(はしけ)を利用し、メデリンのカウィット港に直接荷揚げする
- 渋滞の激しい東海岸沿い道路を避けることで、12時間超の移動時間を大幅に短縮
さて渋滞くらいで悲劇とは大げさ~・・
上記で言われているように避けると、
西海岸沿いのルートになり、
セブシティからは峠を越える道となる・・
その峠や、その他の道路で次々と事故!!
4件の事故のうち日曜日の午後に、バランバンで発生した事故が最も多く、負傷者は10人でした。土曜日にはバランバンで別の事故が発生し、他の2件はセブ北部のサンレミジオと、カルメンでも発生している・・
交通事故の原因
この交通事故の主な原因は・・
- 支援物資で積載オーバー定員オーバー
- 単純に峠道に慣れていないドライバー
- ブレーキ故障等の車両点検・整備不良
セブ北部へ救援物資を輸送中だった、子供2人を含む8人が乗った、ピックアップトラックは、坂を下り続け、路肩のバリケードに衝突!

たまたま同じ地域を走行していたセブ師範大学看護・関連健康科学部(CNU-CNAHS)の教員たちが、すぐに救助活動を行い、妊婦後期の女性を車から救出するのを手伝い、バランバンのセブ州立病院に救急搬送され、直ちに治療を受け軽傷で済んだのは幸運だった・・
まとめ
以前に比べたら格段に速くなった、フィリピン政府の支援活動ですが、まだまだ非効率な点があり、そこは同じく震災国日本の知恵と経験を、学ぶ必要がありますね・・
いまこそ金のバラマキ支援ではなく、
各国が自立できる指導支援にシフト!
『人に魚を1匹与えれば、1日だけ飢えをしのげるとする。しかし、人に釣りを教えれば、一生その人は生きていける・・』 by 老子
教訓:高市さん頑張れ~
フィリピンも、頑張れ~
現場からは以上です!
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