フィリピンのボホール州パングラオにある人気観光地バージンアイランドが、サンゴ礁の修復のため1年以上閉鎖されていましたが、2025年10月に再開される予定であることが発表されました・・
閉鎖の経緯
2024年9月、環境天然資源省(DENR)と保護区域管理委員会(PAMB)は、以下の深刻な環境破壊が発見されたため、バージン島の閉鎖を決定しました!
- サンゴの故意的な破壊行為
- 船舶のアンカリングによるダメージ
- 観光客によるサンゴの踏みつけ
- エスタカポイントでのリーフへの意図的なマーキング
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厳格な新ガイドライン
再開にあたり、DENRとPAMBは環境保護を重視した新しい規制とガイドラインを策定しました。これらの規則は現在、セントラル・ビサヤ地域のDENR地域局長パキート・メリコール・ジュニア氏の最終承認待ちです・・
知事の方針
アリス・アウメンタード知事は次のように述べています・・
「バージン島がもう搾取されることのないよう確実にします。ここでの観光業は持続可能で環境に優しいものでなければなりません」
バージンアイランドについて

プントッド島としても知られるバージン島は、以下の特徴で有名です!
- 白い砂浜の長い砂州
- 透明度の高いターコイズブルーの海
- パングラオのダナオビーチから西に500メートルの距離
- ボートで約10分でアクセス可能

持続可能な観光へ
この1年間の閉鎖は、サンゴ生態系の回復を促進し、無制限な観光による今後の被害を防ぐことを目的としていました。州政府の強い政治的意志のもと、観光収入への影響があっても環境保護を最優先に据えた重要な決断でした・・
再開後は、観光振興と環境保護のバランスを取るため、より厳格なルールのもとで国内外の観光客を迎える予定です!
そんな中、一年にわたるリハビリが、功を奏したのかは不明ですが、冒頭のジンベイの模様によく似た写真の生き物、リナ・アンキロストマとしても知られるボウマウスギタウオが、週末にボホール島パングラオのバリカサグ島の海域で地元のダイバーによって発見された!
ボホール州知事はこの珍しい魚種の目撃は、この地域の海洋環境が健全であることの証左であり、この地域は海洋保護区に指定され、自然のままのサンゴ礁と豊富な海洋生物で知られる、同州の有名なダイビングスポットです・・
ボウマウス・ギターフィッシュは絶滅危惧種であり、海水ではあまり見られません。これは私たちの島々、特に魚たちの聖域となっているバリカサグ島が適切に管理されていることを示していると述べた・・
バリカサグ島の海域でボウマウス・ギターフィッシュが目撃されれば、地元の観光業が活性化すると期待され、この魚種が私たちの海域に頻繁に現れれば、観光客が私たちの島を訪れるもう一つの機会となると語った・・
さてボホール島ジンベイザメ中止で、見学が禁止となっているボホール・・一か所のみで再開するとの噂はあるが、正式なニュース報道や州の発表はない・・
教訓:オーバーツーリズム問題で
観光と環境の狭間にあるボホール
現場からは以上です!
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