【事件1】ノルウェー人男性 – 児童性的虐待事件
容疑者プロフィール
- 氏名: Maryath Stig Ljunggren(マリアス・スティグ・リュングレン)
- 年齢: 42歳
- 国籍: ノルウェー
- 逮捕日時: 2024年10月29日
- 逮捕場所: マニラの入国管理局（BI）本部事務所
逮捕の経緯
リュングレンはビザ延長申請のため入国管理局（BI）事務所を訪れた際に逮捕されました。BI観光ビザ課の課長によると、申請時に彼の名前がBIの要注意人物データベースに登録されていることが判明・・
犯罪の詳細
- 容疑: 児童に対する性的犯罪
- 訴追機関: オスロ検察局(ノルウェー)
- 犯行期間: 2014年〜2020年(6年間)
- 被害者: 家族内の未成年者
- 国際指名手配: ICPO(インターポール)の「レッドノーティス」(国際重要指名手配)の対象
児童虐待事件について: 「リュングレンのような逃亡犯にフィリピンの居場所はありません。私たちの#Shieldkids(子供を守る)キャンペーンは、性的虐待を行った外国人を確実に国外退去させることを目的としています。最も弱い立場にある人々に対して卑劣な行為を行う犯罪者は歓迎されません」
【事件2】韓国人女性 – 大規模詐欺事件
容疑者プロフィール
- 氏名: Shim Sukyoung(シム・スギョン)
- 年齢: 46歳
- 国籍: 韓国
- 逮捕日時: 2024年10月29日
- 逮捕場所: パシグ市オルティガスセンター、オニックスロード
逮捕の経緯
BI逃亡者捜索ユニット(FSU)が韓国当局および政府情報機関と連携して実施した作戦で逮捕！！
犯罪の詳細
- 容疑: 詐欺罪
- 逮捕令状: 水原地方裁判所が2024年3月6日に発行
- 法的根拠: 韓国刑法第347条(1)違反
- 犯行期間: 2016年〜2018年
- 犯行場所: マニラの美容サロン
- 詐欺手口: 現地ホテルでの両替手数料が必要と偽り、被害者から金銭を騙し取る
- 被害総額:
- フィリピンペソ: 約2,640万ペソ
- 韓国ウォン: 約5億9,000万ウォン
- 取引回数: 35件
入国管理状況
- 最終入国: 2017年(観光ビザ)
- 滞在状況: ビザ延長申請なしの不法滞在
- 要注意記録:
- ブラックリスト命令(2023年5月9日)
- ウォッチリスト命令(2023年5月9日)
- インターポール・レッドノーティス(2023年6月8日発行)
詐欺事件について: 「この逮捕は、フィリピンが外国人逃亡犯による好意の悪用を容認しないという明確なメッセージです。彼らがどれだけ長く滞在していようと、どれだけ巧妙な手口を使おうと、私たちの捜査官は必ず見つけ出します。法は必ず追いつきます」
統計データ
フィリピン入国管理局は2024年に
180人の外国人逃亡犯を逮捕しており、
今回の2人の逮捕もその一環で・・
フィリピンは国際犯罪者の隠れ家にならない
という強い姿勢を示し続けています！！
両容疑者は現在入国管理局施設に拘留され、
強制送還手続きが進行中です・・
日本では26年前の事件も逃げきれない・・
教訓：入国管理局の仕事は重要ですね
現場からは以上です！
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