フィリピンの最新政治情勢について、3つの重要なニュースがあります。
1. 洪水対策汚職疑惑でマルコス大統領に辞任要求
元下院議員のザルディ・コー氏が、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領を洪水対策プロジェクトの汚職の首謀者として名指ししたことを受け、抗議者たちが再び大統領の辞任を求めています。
疑惑の内容
- コー氏は、マルコス大統領が1000億ペソ(約1.7億ドル)相当の不正な洪水対策プロジェクトを国家予算に追加するよう指示したと主張
- 大統領府はこの告発を「純粋な伝聞」として否定
- 政府は、コー氏が正式な訴訟が提起されれば「直ちに」パスポートを取り消すと表明
抗議活動
日曜日にケソン市の民衆革命記念碑で開催された統一民衆イニシアティブ(UPI)の抗議活動では、参加者がマルコス大統領の辞任を要求するプラカードを掲げました。
2. INCの大規模集会、参加者が50万人を突破
イグレシア・ニ・クリスト(INC)が主催する反汚職集会の参加者数が、日曜日の夕方時点で約65万人に達したと推定されています。
集会の詳細
- 期間: 11月16日(日)から18日(火)までの3日間
- 場所: マニラのキリノ・グランドスタンド(ルネタ公園)
- 目的: 公的資金の不正使用された洪水対策プロジェクトに関する適切で透明な調査の強化、責任者の追及、不正使用された資金の回収
INCのスポークスマンは、「INCの会員でなくても集会への参加を歓迎する」と述べています。
3. マルコス大統領がINCの集会を注視
マルコス大統領は、INCが主催する大規模デモを綿密に監視していると、大統領府通信局のデイブ・ゴメス長官代行が明らかにしました。
大統領の動向
- 9月21日の抗議活動とは異なり、今回は集会終了まで大統領府内に留まる予定はない
- 月曜日にはパンガシナン州とラウニオン州で最近の台風ウワン(国際名:フンウォン)の被災地を訪問予定
- 火曜日にはタギッグ市での別の予定がある
大統領府は、リーダーシップの変更が洪水対策汚職調査を中断させる可能性があるとして、辞任要求を一蹴しています。
この一連の出来事は、フィリピン政治における重大な危機を示しており、数十億ペソ規模の洪水対策プロジェクトをめぐる汚職疑惑が国民の大規模な抗議を引き起こしています。
まとめ
大統領自ら治水事業の汚職を認めたものの
8月から一人の逮捕者も出ていない!!
しかも8月以降も大雨・台風・洪水で
汚職が無ければ救われた命も多数・・
先日マスコミのインタビューで大統領は
汚職関係者にクリスマスは来ない~と、、
ドヤ顔で語っていたが、もたもたしてると
クリスマスがやって来ないのはご本人!?
疑惑の身内は逮捕リストに含まれるか?
との質問に、口ごもっていたのも気になる・・
教訓:キレると本当に怖いフィリピン人
現場からは以上です!
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